イングランドで5歳の少年が落書きで描いたサッカーシャツが、SNSを通じまさかの商品化まで発展したようだ。
思わぬ出来事が起きたのはイギリスのバークシャー州に住むニック・ダンモアとエバン親子。ダンモア氏はユニフォームが書かれた紙を息子エバン君に渡し、好きなように色を塗るよう提案。「たぶん途中で寝ると思って退屈しのぎにやらせてみたんだ」と『PA news agency』のインタビューで答えたダンモア氏は、しばらくしてエバン君の様子を見に行くと、すでに色を塗り終わっていることに気付く。思いのほかうまく描けていた事に感心したダンモア氏は、Twitterに写真を投稿した所これが予想外の展開となった。
ダンモア氏のフォロワーだったデザイナーがシャツを立体化した画像を返信すると、エバン君が買いたいと懇願。ダンモア氏がダメ元でTwitterを通じ呼び掛けた結果、一週間後スポーツメーカー『Hope&Glory Sportswear』から商品化の依頼が来たようだ。ダンモア氏は「エバンに教えたらとても驚いていたよ。何百人って人がエバンがデザインしたシャツを欲しがっているんだ。これでエバンが芸術の道に進んだら面白いね」とコメント。尚、売上金は妻が働く慈善団体に全額寄付されることとなった。