春分の日のきょう(20日)は関東から西の地域を中心に晴れる所が多いが、全国的に風が強まりそうだ。
特に北日本や北陸では暴風が吹いて、荒れた天気となるおそれがある。
北陸・北日本は暴風・高波に警戒
低気圧の影響で、北陸や北日本の日本海側では断続的に雨や雪で、雷を伴う所もありそうだ。落雷や突風などに注意が必要となる。
北海道では日本海側やオホーツク側を中心にあすにかけて降雪が強まるおそれもある。
また、風が強く、瞬間的には何かにつかまらないと立っていられないような暴風が吹き荒れるおそれがあるため、暴風や高波に警戒が必要だ。
晴れる所も風強く 乾燥も注意
そのほかの各地は今雲が広がっている所でも次第に晴れてくる。
日中は各地で日差しが多くなりそうだ。
気温はきのうよりは低いものの、それでもこの時季としては高めで、予想最高気温は東京で20℃、大阪は17℃。
ただ、全国的に北または西よりの風が強まることが予想される。
また、空気が乾燥するため、強風や高波、火の取り扱いにも注意が必要だ。
(気象予報士・多胡安那)