中村法道知事と池松誠二県教育長は県新型コロナウイルス感染症対策本部会議後、それぞれ会見した。報道陣との主なやりとりは次の通り。
-会議ではどのような意見が出たか。 【中村知事】 「春休みに美術館などは児童生徒も利用してよいのでは」という意見もあった。ただ、多くの人が移動する年度末を乗り越えるため、児童生徒のリスクを少なくしようと(公共施設の利用禁止の継続を)決めた。
-なぜこの時期に判断したのか。
【中村知事】 いよいよ終業式を迎える。春休みにどういった準備を進めながら過ごしてもらえるか、学校の先生方にも(県の)考え方を前提にして、子どもたちの指導に努めていただきたいと考えた。
【池松教育長】 終業式までに一定の方向性を示した方が、児童生徒や保護者の混乱が少ないだろうと考えた。
-部活動の再開を認めた理由は。
【池松教育長】 不特定多数の人が集まるのではなく、対象者を把握しリスク管理ができると判断した。
-今後、国と県の判断が分かれた場合は。
【池松教育長】 国の方向性と違うとは思わないが、仮に分かれれば(対応を)検討する。