未来京都が舞台のSFファンタジー『時空の神宝 洛中洛外の未来へ』発売。

古都・京都と山城の地下迷宮 、 さらに未来に時空を超えて物語が展開。ITエンジニアの早神令時はある日、 天変地異により崩れ去ったビルに閉じ込められ時空位相に巻き込まれた。 部下の唐條葵は、 別所とある地下七階のサーバ室で同じように天変地異に遭遇する。 令時は時空位相によって少年となり、 一万年後の世界に降り立っていた。

その世界には、 オリオン座の一角にある ⾚い巨星:アルデバラン は無く、 時は10,946年であった。 なぜ、 10,946 年なのか時空位相の連環の謎を解きながら物語が進む。 降り立った世界には、 人と ホモ・サピエンスとは違う生命樹 の系統である 始祖の千夜一夜 を頂点にした 十夜族 と巨大昆虫系魔物が共存していた。 そこから現世に帰還するまで、 時空の神宝、 時空の連環の謎を解きながら最終到達地の山城の地下迷宮へと冒険するわくわくする物語となっている。

京都、 伏見、 宇治、 山城のエリアスポットが一万年後にも存在するという大胆なフィクションが織り込まれ、 独特の世界感を構成。また、 昆虫系魔物との意思疎通の理論等の考察、 時空位相の年代のフィボナッチ数列との関連性等も読者を飽きさせません。 山城の地下迷宮での最後の10分のカウントダウンの結末をぜひ楽しもう。

第一章 洛中時空位相送出
第二章 上鳥羽集落
第三章 伏見集落
第四章 洛外宇治集落
第五章 水度集落跡地
第六章 山城の地下迷宮
第七章 反時空の神宝対消滅、 帰還
時空の十二欠片(神宝)
時空の十二欠片(神宝)

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