23日(月)は、日本付近は一時的に冬型の気圧配置となり寒気が流れ込むため、少し寒さが戻る見込み。ただ週後半は再び気温が高くなり、気温の変動が大きくなりそうだ。
週明けは花冷えに
22日(日)は、全国的にこの時季としては気温が高く、特に関東では初夏を思わせるような暖かさ、もしくは少し暑いくらいになった所もある。最高気温は東京都青梅で27.1℃、埼玉県秩父で26.7℃など、関東で今年初めての夏日を観測した。また東京でも23.7℃まで上がり、さくらの満開を迎えた。
ただ、23日(月)には日本付近は冬型の気圧配置となり、北日本や東日本を中心に寒気が流れ込む見通し。このため、北陸から北の日本海側では雪や雨が降り、24日(火)にかけては山沿いを中心に雪の続く所もある見込み。太平洋側では晴れる所が多いが、北よりの風が吹き、空気が冷たく感じられそうだ。
週後半は春本番の暖かさ
週の中頃からは再び南から暖かな空気が流れ込むため、全国的に平年より気温が高い傾向に変わりそうだ。26日(木)~28日(土)にかけては西日本や東日本を中心に20℃前後まで上がる予想になっている。気温の変化が大きくなるため、体調管理には引き続き注意したい。
(気象予報士・佐々木聡美)