欧州新型コロナの影響深刻、フォルクスワーゲングループ3月19日から最低2週間生産停止

フォルクスワーゲン T-Cross(ティー・クロス) TSI 1st Plus[FF]

工場間移動も禁止!徹底的な拡散防止対策

フォルクスワーゲン 新型ゴルフ8

フォルクスワーゲンは従業員を保護するために、社員食堂などをクローズし、会議は基本的にSkypeまたはビデオによって行うこととした。また、主要なイベントはすべてキャンセルするなどコロナウイルス拡散防止対策を実施している。

さらに、生産拠点を結ぶインターナルシャトルフライトはすでに停止しており、すべての工場について、工場間の移動、他国への出張は一律停止する。

従業員の健康状態により特別措置を講じる

フォルクスワーゲン 新型トゥアレグR

3月14日以降に他国からドイツに帰国した従業員は、14日間自宅待機とし、その間フォルクスワーゲンAGの工場敷地内およびその他の施設に立ち入ることは禁止。

また、心臓や肺に影響を及ぼす既往症や、免疫が弱く健康上のリスクが高い従業員に特別な保護を適用するとともに、ウイルスの感染を可能な限り低く抑えるために、在宅勤務を推奨し、原則週5日までモバイルワークが可能とした。

フォルクスワーゲングループ生産停止対象工場

ウォルフスブルグ、エムデン、ドレスデン、オスナブリュック、ツヴィッカウ、ブラチスラバ(スロバキア)、パンプローナ(スペイン)、パルメラ(ポルトガル)の組立拠点、およびブラウンシュバイク、ケムニッツ、ハノーバー、カッセル、ザルツギッター、SITECH の部品工場、加えてフォルクスワーゲン グループコンポーネントの工場も対象。

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