「捨ててよ、安達さん。」“捨てられたいモノ”役の13人のビジュアル解禁

テレビ東京ほかで4月17日から放送スタートするドラマ25「捨ててよ、安達さん。」(金曜深夜0:52)。このほど劇中で、擬人化したモノたちを演じる俳優13人が、それぞれ演じるモノをイメージした髪型や服装とともに明らかとなった。

「手放して心地よく暮らすひと。」をテーマに、毎号私物を一つ捨てるという女性誌の連載企画の相談を持ちかけられた安達さん(安達祐実)が、その夜から、夢の中に「捨てられないモノ」たちが擬人化して次々に登場し、自分を捨ててほしいとお願いされるようになっていくという、ちょっと不思議な内容の同作。それぞれどの話数に登場し、“何のモノ”を演じるのかはまだ明らかにされていない。個性的な俳優陣がどんなモノを演じるか、思いを巡らせてみるのも楽しいかもしれない。

臼田あさ美は「信頼している大九(明子)組で演じることができて、とても楽しかったです。安達さんの魅力たっぷり詰まった、クスリと笑えて、ふと自分に返ってきて思いを巡らせるような作品だと思います。ぜひたくさんの方に見ていただきたいです!」、梶原ひかりは「連絡が来た時には驚きましたが、監督が大九さんだと聞いた瞬間、『あ、なるほど。』とすぐに納得しました(笑)。私も子役出身なので神様(安達さん)との対面に楽しみと緊張でしたが、優しさとキュートの擬人化のような方で撮影がとっても楽しかったです」と、本作への期待をのぞかせた。「私は贈り物とお礼の無間地獄に悩むものとして、すごく身につまされる役をやりました」と言うのは、片桐はいり。「今までもいろんなところで意表をついてきた大九監督ですが、このドラマの展開も相当意表をついてます。ぜひ最終回までご覧ください。安達さんの特別な人生を借りて、とんでもないところに行ってます」と述べた。

加藤諒は「今回、安達さんとお芝居させていただくのが、約9年ぶりだったのでとても緊張しましたが、安達さんの人柄もあり大変アットホームな現場で、とても居心地がよかったです」と明かし、さらに「本編ではかなり切ない役ですが、安達さんとの掛け合いを楽しんでいただけたらうれしいです」とコメント。また、「芸能界、人生の大先輩であり、そして良き友人の祐実さんの主演作なら参加しない選択肢はありませんでした」と即決で出演を決めたのは、貫地谷しほり。「祐実さんと川上凛子ちゃん(謎の少女役)が作り出す不思議な世界観の中で不思議な役を演じましたが、不思議なリアルがそこにありました。あらためて安達祐実という人はチャレンジャーだなぁ」と本作への思いを語った。

北村匠海は「すてきな物語の一つのピースとしてお声がけいただきとてもうれしかったです。大九監督の作り出す世界観に短い時間でしたがどっぷり浸れた幸せと、安達さんとの時間も尊くてかみ締めながら撮影できました。ぜひ楽しみにしていてください」と楽しい撮影となったことを明かす。また、早織は「初めてお会いした安達さん。幾度も転生されているかのような人としての強さと大きさを、そばにいると感じ、夢見心地の撮影時間でした。安達さんの心に寄り添いたい一心でしたが、未熟な私に安達さんが寄り添ってくださったんだと思います。あの役をいただけたことは本当に幸運です」と振り返った。

「テレビでしか見たことがなかった安達祐実さんは実在しました」と感動した様子なのはシソンヌ・じろう。「大九監督とは脚本で2度お仕事させてもらったことがあるのですが、作品に出るのは初めてだったのでなんだか変な感じがしました。川上凛子ちゃんの前で監督の『カット!』の言い方のまねをしていたら帰る頃にはマスターしていました」とほほ笑ましいエピソードを紹介。徳永えりは「愛着あるモノが言葉をもち、話してくれるなんて夢のよう! 人ではないものを演じられることもなかなかないので、この不思議な世界観の中で、安達さんの捨てられない“モノ”としてきちんと心を持ち、『捨ててください』と安達さんに言いたいなと思い演じました」と演技プランを語った。

戸塚純貴は「尊敬する大先輩、安達祐実さん主演作品に参加させていただくことになり身に余る思いだったのですが、いただいた役がまさかのあれだなんて……」と、自身の役どころに少々困惑した様子。「大九監督と創り出すフラットな安達さんはいつも以上に、安達さんでした。架空のリアル安達祐実という不思議な感じの撮影はとても楽しい時間でした」と回想。松本まりかは「私自身、安達祐実さんのドラマを見て育った子ども時代でした。もう夢中で。あれから20年以上経ち、その安達さんと一緒にお芝居している不思議。あの頃の自分に教えてあげたらどんなに夢があるだろうか。さて、川上凛子さんには驚きました。新星コメディエンヌの誕生です。あの頃私が安達さんをそんな目で見たように、川上さんに心奪われる子どもたちが出てくるのではないかと妄想してしまうくらいです。役の詳細は、放送日前まで秘密にしておきましょう」と期待感をあおっている。

「まず、祐実ちゃんが大好きなわけで。興奮してましたね、ずっと(笑)」と言うYOUは、「役を演じながら、冷蔵庫とか壁とか玩具とか、いろんなモノの言葉が聞こえる感じがして(笑)。とっても楽しい現場でした! ありがとうございました!」と出演の喜びを表現した。そして、渡辺大知は「すてきな企画に参加させていただけて光栄でした。現場はとっても楽しくて、安達祐実さんの魅力・人間力にずっとくぎ付けでした。僕は今回の安達さんの捨てられない大事なモノたちの中でもかなり男臭いパートを担当させていただけたんじゃないかと思っております。なんだか笑えて、なんだか切ない物語です。ぜひ楽しみにしていてください!」と力強くアピールしている。

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