レアル・マドリー、サンス元会長時代の「最強補強トップ13」

新型コロナウイルスのため入院治療中だったレアル・マドリーの元会長ロレンソ・サンス氏が76歳で死去した。

会長職を務めた1995年から2000年の5年間で、レアルは久々となる欧州制覇などを成し遂げた。

ここでは、『AS』による「マドリーにおけるサンスによる最も重要な選手獲得」を見てみる。

ロベルト・カルロス(1996-97)

1996年夏、インテルから6億ペセタの移籍金でレアルに加入。このブラジル人はベルナベウで世界最高の左サイドバックになった。

プレドラグ・ミヤトヴィッチ(1996-97)

バレンシアが絶対に許さないであろう移籍。レアルが148.9万ペセタというバイアウト条項を支払ったというのが事実ではあるが。

このモンテネグロ人はクラブに32年ぶりの欧州制覇をもたらすゴールを決め、レアルの歴史にその名を刻んだ。116試合で36得点。

クラレンス・セードルフ(1996-97)

1996年に21歳でサンプドリアからやってきたオランダ人。

1998年のCL優勝に貢献した彼はすぐさまチームで最も重要な選手のひとりになった。移籍金は6億ペセタ。

ダヴォール・シュケル(1996-97)

セビージャでの活躍を認めたレアルが引き抜いたクロアチア人。

ミヤトヴィッチ、ラウールとともに攻撃陣を牽引した。彼もユヴェントスを撃破して7度目の欧州制覇に貢献している。

クリスティアン・パヌッチ(1996-97)

ファビオ・カペッロの要望によってミランから獲得したイタリア人DF。

ベルナベウではCLとリーガ制覇を成し遂げた。レアルで初めてプレーしたイタリア人でもる。

ボド・イルクナー(1996-97)

ケルンからやってきたドイツ人GK。レアルでの時を謳歌した彼はリーガとCL制覇のキーマンでもあった。

5年間チームに所属し、スタメンではなかったが8度目の欧州制覇を成し遂げたメンバーの一員でもある(バレンシアを撃破した2000年のCL決勝で先発したのはカシージャス)。

フェルナンド・モリエンテス(1997-98)

レアル・サラゴサからやってきたストライカー。2度のリーガ優勝、3度のCL制覇を経験したレアルで、272試合で100ゴールを決めた。

サヴィオ(1997-98)

1998年に加入したブラジル人レフティ。怪我のために加入当初はスタメン入りするのに苦しんだ。

その後はチーム内で重要な存在になった、ジネディーヌ・ジダンがユヴェントスからやってくるまでは。

クリスティアン・カランブー(1997-98)

1997~2000年までをレアルで過ごした元フランス代表。それまではサンプドリアにいた。レアルでは82試合でプレー。

ニコラ・アネルカ(1999-2000)

チームメイトやファンとの間に様々な問題があった彼はわずか1シーズンしかレアルでプレーしなかった。練習を拒否したことも。

ミチェル・サルガド(1999-2000)

10年間もレアルでの地位を守り、371試合にプレーしたサイドバック。1200万ユーロをセルタに支払って引き抜いた。

イバン・エルゲラ(1999-2000)

レアルでの8年間で3度のリーガ優勝、2度のCL制覇を成し遂げた。ローマでの活躍によってレアルが引き抜いた。

スティーヴ・マクマナマン(1999-2000)

1999年にリヴァプールからやってきたイングランド代表。152試合で16ゴールを決めたレアルでは、2度のリーガ、2度の欧州制覇など多くのタイトルを獲得した。

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