坂本龍一『音楽図鑑』アナログ盤発売記念Web限定コンテンツ、当時の坂本龍一レコーディングスタッフによる対談公開!

坂本龍一が1984年に発表した4作目のソロアルバム『音楽図鑑』がアナログレコードで本日3月25日(水)に再発売された。

また特設サイトでは発売を記念して、『音楽図鑑』の制作現場に立ち会った音楽プロデューサー藤井丈司とGREAT TRACKSプロデューサー滝瀬茂によるスペシャル対談が公開されている。

『音楽図鑑』は1984年10月にミディレコードよりリリースされ、従来までのはっきりしたコンセプトに基づいて制作する方法とは異なり、スタジオにて先入観なしに出てくる音を記録していく手段を取って制作された。様々な形式、収録曲違いで発売されてきた本作は、1984年当時、坂本龍一が悩みに悩み、選びに選んで並べた9曲による、まさに”音楽”の”図鑑”の形で表現される。

スペシャル対談の内容は、80年代坂本龍一のスタジオワークを支えた藤井丈司と後に坂本のメインエンジニアをつとめる滝瀬茂の両氏によって、当時のスタジオ内の様子を語ったものとなっている。

カッティングはバーニー・グランドマンが担当し、株式会社ソニー・ミュージックソリューションズの静岡工場でのプレス仕様となる。「足場をあらためて気づこうとした若き日の自分の試行錯誤が詰まった」アルバムと振り返る坂本龍一の2020年最新コメントと、吉村栄一氏によるライナーノーツが付属。

© 有限会社ルーフトップ