パナ、エクセルシャノンに出資しサッシ事業参入

パナソニック(大阪府門真市)は樹脂サッシ専業メーカーのエクセルシャノン(東京都中央区)の株式の49%を取得し、サッシ事業に参入する。3月25日、エクセルシャノンが実施する第三者割当増資を引き受けると発表した。省エネ戦略を推進する。

エクセルシャノンは塩ビや電子材料などの製造・販売を行うトクヤマ(東京都千代田区)の100%子会社。パナソニックはトクヤマと共にエクセルシャノンの第三者割当増資を引き受ける形で、49%の出資を6月に行う。パナソニックはサッシ生産をグループでは行っておらず、エクセルシャノンを持分法適用会社化することで、省エネ性能の高い樹脂サッシの製造・販売に注力する。

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