ミルクティー文化の代表が日本進出 今年3月に東京で開店

中国の新しいティーブランド喜茶(HEYTEA)がまもなく日本に進出する。このほど日本で発表された従業員の求人広告によると、今年3月に喜茶は東京都内で日本最初の店鋪の開店を計画しており、その後も5店舗を続々と出店する予定だ。これまでにも、喜茶はすでに2019年10月に日本での公式ツイッターアカウント“HEYTEA JAPAN”を登録しており、日本の正月期間にホリデーポスターを発表している。

喜茶は2012年創立で、中国大陸地区で最も人気の高いティーブランドの一つだ。現在すでに42都市で370店の店舗を構え、企業評価額は約90億人民元だ。喜茶は2018年海外出店という発展方向を打ち出しており、現在の海外店鋪はシンガポールに位置する3店舗だ。

解説:

ミルクティーは日本では過去2年間で成長が最も速く、最も人気がある飲食品目だ。日本のミルクティーブランド市場にはすでにいくつかの有名なブランドが存在しているが、単独ブランドが広く全国的に出店するという局面はまだ形成されておらず、競争についても零細ブランドが分散した状態にある。喜茶の前には、Cocoと鹿角巷(THE ALLEY)などの中国のミルクティーブランドが日本に出店している。喜茶は外来ブランドであり、どのようにして日本の消費者の賛同する形式で迅速に知名度を獲得するかが難問だ。

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