快手ライブのDAU1億人突破 バーチカルなコンテンツが新たな成長点

快手(KUAISHOU)ビッグデータ研究院がこのほど公布したデータによると、快手ライブのデーアクティブユーザー(DAU)数が現在すでに1億人を突破し、2019年ライブ業務の営業収益が倍増したことが明らかになった。

これは、中国で有名なショート動画サイトとなった快手が初めて発表したライブ業務全体のデータと生態である。そのうち、ゲーム類のライブデーアクティブユーザーは昨年6月より47%増加、5,100万人に達し、虎牙(HUYA)と斗鱼(DOUYU)の2つのプラットフォームの総数を超えた。快手はさらに騰訊とゲーム分野で独占協議を経て提携に達するとみられる。このほか、教育、スポーツ、音楽、自動車、政務、メディア、企業などのバーチカルなコンテンツが新たな成長点となりつつある。昨年7月に打ち出した光合計画ではすでに優秀なコンテンツクリエーター10万名を支援した。

解説:

中国のオンラインライブ業界は今年、成長のボトルネックに陥り、ユーザーと市場規模の成長スピードは明らかに低下、平均課金率は約4%、世界の平均水準にはほど遠い。その他の娯楽系ライブプラットフォームと比べると、快手のバーチカルなコンテンツ分野でのリーン運営がプラットフォームの発展に新たな原動力となっている。ライブコンテンツの豊かさが、ユーザーのカスタマイズ化されたニーズを満たし、ピンポイントの営業販売により、オンライン上での業務普及転換率が向上した。今後、快手は重点をプラットフォームサービス設備の構築に置き、コンテンツ生態の充実化を図るとみられる。

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