ユニバーサル北京リゾート（UNIVERSAL BEIJING RESORT）はイメージ映像を公開し、2021年に開業すると発表した。ユニバーサルスタジオ北京は世界で5つ目、アジアでは3つ目のユニバーサルスタジオとなる。2016年より正式に建設を開始しており投資総額は500億円を超える。
現在、北京ユニバーサルスタジオテーマパークには「ハリウッド・エリア」、「トランスフォーマー・ザ・ライド」、「ジュラシック・パーク」、「ウォーターワールド」、「カンフーパンダ」、「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリーポッター」、さらに「ミニオン・パーク」なといった合計7つのテーマランドがある。完成後には、ユニバーサルスタジオ・ハリウッドを上回り世界最大のユニバーサルスタジオになる。またスポンサーによるとテーマパーク中の30%は中国テイストを盛り込んだものにする予定、とのことだ。
解説:
中国は、アメリカと日本についでテーマパークの人気市場である。ディズニーとユニバーサルスタジオの世界的なテーマパーク市場争いは中国でも繰り広げられることになる。上海ディズニーリゾートの成功も手伝って、ユニバーサルスタジオ北京は投資を倍増し、中国市場に期待を寄せている。ユニバーサルスタジオ北京プロジェクトの完成により、中国のテーマパーク争いは白熱することとなり、中国本土でテーマパーク生き残合戦に拍車がかかることになりそうだ。
