成績は席順次第 6割以上の保護者は席順が子供の成績に影響すると認識

中国青年報社と問巻網は先日、共同で小学生の保護者1834名に対し調査を行った。その結果、インタビューを受けた保護者の73.6%が子供のクラスの席順に悩んでいることが明らかになった。そのうち席順が子供の成績に影響すると考える保護者は66.6%、子供の席順を気にする必要があると考える保護者は71.1%となっている。

保護者が席順を重視する理由については以下のようになっている。「席順が子供の視線に影響する」が66.0%、「席順が子供と教師のやり取りに影響する」が52.7%、「席順の采配は教師の我が子への関心を表す」が45.5%、「子供が周囲の同級生に影響を受ける」が45.4%、「席順は授業への積極性に影響する」が22.3%となっている。

解説:

クラス内での我が子の席順を気にする保護者は多い。ところが一部の保護者はクラスの席順について心配するあまり、教師を困惑させている。教室の広さは有限であるため、どのような席順であれ保護者全員を納得させることはできない。席順への不安は、保護者が全体的に子供を気にかけていることを示すものである一方、伝統的な教育理念を反映するものでもある。例えば、端に座る子は教師に関心を持たれず、前に座る子は優等生であるという考え方だ。

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