マリネスナック食品大手企業、4億円を投じて日本子会社を設立し、海外市場の開拓を継続

ジュエウェイ・フード(JUEWEI FOOD、絶味食品)の近頃の発表によれば、4億円を投じて東京に全額出資の子会社「絶味食品日本株式会社」を設立する予定があるという。絶味食品は2017年からシンガポール、カナダ市場に相次ぎ進出している。絶味食品の現在の海外営業収入は326万元で、営業総収入を占める割合はわずか1.34%と少ない。

絶味食品は今、急速な成長期にあり、絶味食品の2019年上半期の営業収入と純利益は前年同月比でそれぞれ19.42%、25.81%増加している。絶味食品は中国の煮込みスナック界で絶対的なリーダーとなっていることから、海外市場の開拓は当該大手企業にとって新たな伸び代を探求するための重要な試みとみなされている。

解説:

絶味食品は煮込みスナックの製造と販売を主な事業とし、煮込み製品市場で全国1位のシェアを占めている。2019年上半期までに絶味食品は中国大陸に1万店舗以上を開店している。それは2位の1255店舗を遙かに超える店舗数である。今回の絶味食品による日本子会社の設立計画は、海外市場開発力を向上させること、食習慣が中国と類似する地域や市場をカバーすること、ご当地のニーズを満たし、「ご当地化」を特色とする新製品を販売することを企てるものである。

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