「05後」のSNS用語は難解、ジェネレーションギャップに嘆くネットユーザー

最近、「05後」と呼ばれる2005年以降生まれのSNS発言集がモーメンツで多数シェアされ、議論を呼んでいる。現在の「00後」や「05後」は主にテンセント傘下のQQ空間やWeChatのモーメンツで生活や気持ちを共有し合っている。投稿には「05後」によるSNSのスクリーンショットが集められた。ネットユーザーたちは彼らの成熟した口ぶりを微笑ましく思うと同時に、多くの用語がもはや理解不能だと口にしている。

05後のネット用語には頭文字を短縮した形式がしばしば登場する。よく使われる省略形には人気のアイドルやスターの名前だけでなく、「ごめんなさい」「すみません」「爆笑した」などの日常用語も含まれる。さらには英語の「Nobody cares」を省略したnbcsなど特殊な形もあり、暗号のような言語体系をなしている。

解説:

言葉は思考と文化の集合体である。流行語の登場は階級や社会集団ごとの特徴を表している。10数年前のある時期には「90後」の間で「火星文」が流行し、漢字の偏やつくりを改変して解読しにくい文字を作っていた。そして今は「00後」と「05後」がより単純かつ神秘的なアルファベットの略語を使っている。これらは認識と記憶を困難にすることで同じ文化圏に属する人たちの絆を強め、部外者が進入できないようになっている。

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