城雲科技 香港で一部上場予定 阿里巴巴都市インターネット運営と紐づけ

都市インターネット運営企業の城雲科技有限公司(CCI)が現在、香港での一部上場を準備中であることが分った。城雲国際は2012年に設立、システム集積のソリューション業務から始め、その後、都市インターネットプロバイダーへと転換した。都市ユーザーにカスタマイズ化されたコンサルティング、フレームワークの実現とクラウド化運営などのワンストップサービスを提供している。

城雲科技は2013年、中国税関総署向けに税関情報ビッグデーターシステムを開発構築し、阿里雲(ALIBABA CLOUD)上で構築された世界初のビッグデーター分析プラットフォームとなった。実際のところ、城雲科技は阿里雲のハイレベル提携パートナーであり、すでにデジタル政府、都市ブレイン(即ち、ビッグデーター、AIなどの技術を利用し、都市ガバナンスのために構築されたバックグランドシステム)などの分野で中国市場協力を共同構築している。

解説:

城雲科技の誕生地である杭州は、中国で初めて「都市ブレイン」の構築を提起し、「企業のクラウド化」(企業はネットを通じて、基礎システム、管理、業務をクラウドサイドに配置する)した都市であり、成熟したインターネット産業チェーンを有している。電子政務から「都市ブレイン」に至るまで、城雲科技は杭州の急成長したデジタル経済と阿里雲、中国電信(CHINA TELECOM)などのトップ企業を結び付け生態連盟を構築し、都市インターネットソリューションを常に開拓している。

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