任天堂Switchを天猫フラグショップで発売、中国モデルのゲーム機を推進

世界的に有名なエンターテイメントブランド任天堂(NINTENDO)Switchの天猫(TMALL)公式フラグショップが最近オープンした。現在はショップの調整が完了していないため、任天堂Switch製品の販売は行っていない。

今年4月26日、騰迅(TENCENT)は任天堂と提携し、任天堂に代わり中国でSwitch本体を販売することを発表した。それに続いて騰迅Nintendo Switch公式ミニブログやWeChat公式アカウントも立て続けにスタートした。任天堂の人気ゲーム「スーパーマリオオデッセイ(SUPER MARIO ODYSSEY)」と「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(LEGEND OF ZELDA: BREATH OF THE WILD)」などの公式簡体字中国語版をリリースする予定だ。現時点では「New スーパーマリオブラザーズ U デラックス」1タイトルのみが10月25日に国家新聞出版広電総局の審査を通過している。

解説:

現在のところ、任天堂Switchの中国モデル(世界で発売されている製品のうち中国本土のみに供給されるバージョン)は存在しない。中国のプレイヤーは一般的に香港版か日本版のSwitch本体を購入することになる。任天堂と騰迅が発売する中国モデルSwitchは保証ポリシー、ゲームの中国語化、モバイル決済方式、付加価値サービスなどの面である程度の強みがある。同時に、この提携は中国本土におけるゲーム機業界の生態系を整え、成熟させることにも役立つ。

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