横浜市水道料金、最長4カ月猶予 催し自粛や休館も延長

水道料金の支払い猶予や市民利用施設の休館期間の延長を決めた対策本部会議=横浜市役所

 横浜市は26日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で収入が大幅に減った世帯を対象に、上下水道料金の支払いを最長4カ月猶予することを決めた。また市主催のイベント自粛や市民利用施設休館の期間を、4月12日まで延長する。

 市は26日の対策本部会議で、今後の対応を協議した。

 市民利用施設の休館期間は原則、今月31日までとしていたが、都内の感染者が急激に増えている状況を考慮し、延長する。

 28日から市内各所で始まる「ガーデンネックレス横浜」のうち、よこはま動物園ズーラシア(同市旭区)に隣接する会場で行われる「里山ガーデンフェスタ」は開始時期を4月12日に延期。他の会場も、今週末は来場を控えるよう呼び掛ける。

 上下水道料金の支払い猶予は離職するなどして収入が大幅減になった世帯が対象で、4月に期日を迎える2、3月分を7月末まで猶予する。

© 株式会社神奈川新聞社