友好都市から倍の恩返し-。相模原市がマスク1万枚、医療用防護服220セットを送った中国・無錫市から26日、マスク2万枚、防護服500セットが相模原市に届けられた。
市役所に同日午前、物資が詰められた段ボール箱が到着。全てに日本語で「相模原頑張れ!」、中国語で「友好関係を続け、助け合おう」と書かれた紙が貼られていた。
市はマスクを市内の医療機関や高齢者施設などに優先配布し、防護服を市保健所などで利用する。
市が1月に支援物資を送った後、無錫市長から「市民への格別の気配りと両市間の友情を改めて認識した」との感謝状が届き、今月6日に支援の申し出もあったという。
相模原市シティセールス・親善交流課の中野繁課長は「ありがたく使わせてもらう。35年積み重ねてきた友好関係を今後も続けていきたい」と話した。