大阪国際交流センターホテルの運営業務を再受託する関西スターリゾート(株)が破産申請へ 大阪の「新型コロナ関連破たん」は3社目

 関西スターリゾート(株)(TSR企業コード:132797160、法人番号:7120001225040、大阪市天王寺区上本町8-2-6、登記上:同市阿倍野区共立通2-1-29、設立2019(令和1)年11月、資本金100万円、岡田和広社長)は3月23日までに事業を停止し、破産手続きを坂本勝也弁護士(ルート法律事務所、同市北区西天満3-14-16、電話06-6311-0065)に一任した。
 負債は現在調査中。

 2019年12月より大阪国際交流センターホテルの運営受託会社より業務を再受託するかたちで事業を展開していた。しかし、新型コロナウイルスの影響による予期せぬ利用者の減少やイベント中止、延期などの環境悪化から、事業はほぼ当初から頓挫。設立から日が浅く企業体力に劣るなか、先行きが見通せず、今回の措置となった。
 なお、ホテルの所有者である大阪市の担当者は「直接的なホテル運営受託会社とは異なっており、ホテル運営に影響はない」とコメントしている。

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