森友問題で自殺の財務省職員「人事」と「電話」が追い詰めた/提訴した妻の代理人にAERAがインタビュー。

財務省近畿財務局管財部の職員だった赤木俊夫さん(当時54)。 上司に森友学園問題に関する公文書改ざんを指示され、 抵抗したものの従わざるを得ず、 2018年3月7日に自ら命を絶った。

20年3月18日に赤木さんの妻が国と佐川宣寿元財務省理財局長を提訴。妻の代理人・生越照幸弁護士が、 AERAの独占インタビューに答えた。 生越弁護士は、 これまでも、 パワハラ自殺事件や過労自殺事件を多く手がけてきたが、 インタビューでは今回のケースについて、 過労自殺の悪いところが全部詰まった事件だと話し、 救えるタイミングがあったと指摘。 改ざん後の財務省の人事と大阪地検からの電話が赤木さんを追い詰めていく様子なども明かしている。

表紙は、 東京五輪できょうだいでの金メダルが期待されている、 柔道選手の阿部一二三・阿部詩きょうだい。 東京五輪延期決定のニュースを受けて急遽登場。 東京オリンピック・パラリンピックを目指すすべてのアスリートへの応援の気持ちを込めているとのこと。

© 有限会社ルーフトップ