外出自粛要請も土日に窓口開庁 平塚市

平塚市役所

 新生活のスタートを前に集中する転出入などの手続きに対応するため、神奈川県平塚市は28、29日に市役所を開庁し、一部の窓口業務を行う。新型コロナウイルスの感染拡大で県が外出自粛を呼び掛ける中、市は「必要な手続きで、感染予防対策を徹底している」と理解を求めている。

 毎年3月末に実施している土日曜の開庁で、市役所1階の市民課や保険年金課などの窓口を開く。転入、転出の住民異動届や児童手当、小中学校の転入学などが手続きできる。

 昨年は2日間で432人が来庁しており、市担当者は「土日しか来られない市民もいる」と説明。カウンターなどの消毒をはじめ、空きスペースに待合席を設けるなど密集を避ける対策を講じるという。

 午前8時半から午後5時まで(正午~午後1時は除く)。

 大磯町役場も28日のみ開庁する。

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