あなたの免許は、普通?準中型?中型?増え続けてきた運転免許証の種類

※運転免許のイメージ

運転免許の区分と種類

運転免許には「区分」と「種類」がある。実は、運転免許の「区分」は3つしかない。一方、運転免許の種類は「普通」や「準中型」、「原付」や「普通二輪」など多数存在し、近年増えているのは「種類」の部分だ。

運転免許の区分

・仮運転免許(仮免許)=第一種免許を受けるための運転練習用

・第一種運転免許=乗用車や貨物車

・第二種運転免許=旅客自動車

代表的な免許の種類

ここでは、代表的な第一種区分の免許を4種類紹介。自身の免許がどの種類に属しているのか改めて確認しておこう。

なお、お仕事やレンタカーでトラックに乗る機会があり、自分の持っている免許で運転できるか不安な場合は、車検証にある車両総重量を確認すると安心だ。

普通

ホンダ 新型フィット(4代目) FIT e:HEV NESS(ネス)[HYBRID]
トヨタ ハイエース ワゴン グランドキャビン[2WD・2700ガソリン]

・車両総重量:3.5 t未満

・最大積載量:2.0 t未満

・乗車定員:10人以下

準中型

日野 デュトロハイブリッド(ワイドキャブ)
三菱ふそう eキャンター

・車両総重量:7.5 t未満

・最大積載量:4.5 t未満

・乗車定員:10人以下

中型

トヨタ コースターを一部改良 GX(ロングボディ・24人乗り・6AT)(シルバーメタリック)
いすゞ フォワード 

・車両総重量:11.0 t未満

・最大積載量:6.5t 未満

・乗車定員:29人以下

※平成19年6月より前に普通免許を取得した方は中型免許(乗車定員10人以下/車両総重量8t限定)

大型

三菱ふそう 新型大型トラック「スーパーグレート」 写真は日本で行われた発表会
日野自動車 大型観光バス「セレガ」を一部改良

・車両総重量:11.0 t以上

・最大積載量:6.5t 以上

・乗車定員:30人以上

「免許の条件等」で限られている場合もある?!

注意しなければならないのは「免許の条件等」の部分。免許の更新時に種類の表記が変わったとしても、運転できる自動車等の車両総重量が限られていることがある。「免許の条件等」に記載されている条件を遵守していなかった場合「免許条件違反」となるため、十分に気を付けなければならない。

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