サッカーJ2のV・ファーレン長崎は19日、新型コロナウイルスの感染予防（かんせんよぼう）を広く訴（うった）えるため、澤田崇（さわだたかし）、富樫敬真（とがしけいまん）両選手が出演（しゅつえん）する動画を配信しました。クラブの公式ツイッターでの再生（さいせい）回数は1万8千回（27日現在（げんざい））を超（こ）え、予防対策（たいさく）に一役買っています。
「感染予防のために、できること。」と題し、2分間の動画で配信。教育やまちづくりといった社会の課題やテーマについてJリーグクラブが地域（ちいき）の人や企（き）業（ぎょう）、学校などと一緒（いっしょ）に取り組む「Jリーグ社会連携（れんけい）（シャレン！）」の一環（いっかん）として作られました。
「シャレン！」で制作（せいさく）されたポスターをもとに▽よく寝（ね）る▽ひんぱんに手を洗（あら）う▽目鼻口をさわらない－など、8項目（こうもく）をドラマ仕立てで紹介（しょうかい）。落ち着いた声の澤田選手が読み上げ、「実は演技派（えんぎは）」という富樫選手がすべてNGなしの一発撮（いっぱつど）りで演じきりました。
現在（げんざい）、Jリーグの試合は中断（ちゅうだん）中。富樫選手は取材に「みんなも休校で寂（さび）しかったと思う。その中で守ってほしいことがどうしたら伝わるか一生懸命（けんめい）考えました。今は大変な時期だけど、まずは健康のために予防していこう」と話しました。また、新型コロナウイルスがおさまり、リーグが再開（さいかい）したら「応援（おうえん）に来てください」と呼（よ）びかけています。
