画像は『デュエット・ソング決定盤!』より
「ナハナハ」のギャグで一定年齢以上の人なら知っているコメディアン・せんだみつお(72)がフジテレビの『グッデイ』に出演し、東京都の外出自粛要請に異論を唱えました。
「用事があったら出かけます。僕、寄り合いが多いんですよ。寄り合いに行きます。公園も散歩します。お花もスルーして見ます。コロナをナメてるわけじゃなくて、バカにしてるわけじゃなくて、軽く見てるわけじゃなくて、心から深刻になって、落ちたら、萎縮したら、どうするの?ってことでしょ。せめて気持ちだけは…そういう年代なんです。70過ぎの人が散歩して、悪者にして、そんな国、我が国じゃないでしょ? 『元気なおじいちゃん!』って声かけてくれなきゃ…負けないでコロナに!って…熱があったら自粛しますよ。それまでは絶対自粛しません!」
そう、 “ドヤ顔”で語ったせんだみつお。おそらく彼の中では、本気でそう思っている“正論”だったのでしょう。
しかし、当然、これを見た視聴者からネット上で一気にツッコミが入ります。
<寄り合いって…>
<炎上商法か?>
<素直に自粛してくれ>
<なぜドヤ顔?>
<若者に説教したいんだろ>
<老害すぎる>
ただ、せんだみつおの発言がネットやSNSで炎上しても、アナログを自負する本人が見ることはないかもしれません。
しかし、思わぬ形で本人の耳に届くことになります。
せんだみつおの娘(38)がブチ切れたのです。
<みつおパパに説教中>
せんだみつおの娘のせんだるかさんが、こうツイートしました。そして2時間後、説教が終わったのでしょう。娘のツイートが続きます。
<いま38年間で1番キレています私。昨日、私のお店で取材を受けると父から連絡がきましたが、この状況の中、お店の宣伝みたいになってしまうしと断ったのに…放送を観て不快に感じた皆様申し訳ありません。家族でも不快すぎてきちんと説教しています>
ひょっとしたら、せんだみつおは娘に喜ばれると思って、娘のお店でインタビューを受けただけなのか!?…とも受け取れますが、娘の怒りは収まらないようで、さらにツイートが投下されます。
<72歳で頑固でしたが考えを改めさせました。誰もツッコミ入れてこなかったと笑いに変えようとしていましたが、娘のブチ切れで今は反省して発言を後悔しています。私のお店も休業にしているのに、全く親でも驚きです。悪い例が身内にいるとは…週末はみつおパパを監視する>
その後は<この娘さんがいれば大丈夫!>といった声が増えていき、炎上も収まっていきました。
ちょっと、せんだみつおがかわいそうな気もしますが…老いては子に従え…ということですね。(文◎編集部)