【厳選】日本で行くべき注目の美術館4選!ニューオープンを一挙ご紹介

2020年は東京をはじめ日本各地で様々な美術館がリニューアルオープンを迎えます。そこで今回は特に注目の美術館をご紹介いたします。

東洋と西洋の名作を楽しめる「アーティゾン美術館」(東京)

施設建て替えのため休館していた旧ブリヂストン美術館が、2020年1月「アーティゾン美術館」としてオープン。新しい館名は「Art(芸術)」と「Horizon(地平)」を組み合わせた造語で、アートを体感することにより、新たな地平を切り開くきっかけとしてほしいという美術館の願いが込められています。建物の4階から6階を占める展示フロアは今までの約2倍の広さで、大型作品や立体作品の展示も可能。コレクションの画像やデータを検索できる「デジタルコレクションウォール」の設置や、専用アプリのダウンロードで利用可能な音声ガイドの提供など、最先端のIT技術も導入した注目の美術館ですよ。

展示のコンセプトがユニークでおすすめ!「サントリー美術館」(東京)

1961年の開館以来、「生活の中の美」に焦点を当てた企画展や収集活動を行なっている美術館。国宝、重要文化財を含む約3,000件の所蔵品は、着物や、食器、文具など衣食住に関わるものが多く、コレクションを通して日本人の日常に息づく美意識を感じ取ることができます。2019年11月より改修工事のため休館していましたが、2020年5月13日にいよいよリニューアルオープン。第1弾の企画展「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」では、基本理念に立ち返り、生活に彩りを添えてきた逸品たちが公開されます。貴重なコレクションをじっくり鑑賞できるまたとない機会、ぜひ足を運んでくださいね。

※会期中展示替えあり
※画像無断転載・複製禁止

東京で有名なゴッホの作品《ひまわり》が鑑賞できる!「SOMPO美術館」(東京)

日本初の高層階美術館として、1976年に開館した「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」は、2020年5月に同敷地内に移転、「SOMPO美術館」としてオープンします。丸みのある柔らかな曲線が印象的な美術館は6階建で、3階から5階部分が展示フロアとなっています。白を基調とした展示室は、一つ一つの作品とじっくり向き合えるような空間構成で、思う存分美術館賞を楽しむことができます。3階展示フロアには同館コレクションを代表するゴッホの「ひまわり」が常設展示されます。
新宿の新たなランドマークとなるSOMPO美術館、ぜひ足を運んでくださいね。

日本最古の公立美術館建築が改修を経てリニューアルオープン「京都市京セラ美術館」(京都)

2020年4月11日に「京都市京セラ美術館」としてリニューアルオープンを迎える「京都市美術館」。本館建築は現存する日本の公立美術館の中で最も古い建築物としても有名。今回のリニューアルでは、歴史的な本館は保存・継承しつつ、多様化する美術表現に対応できるよう展示スペースが拡大されました。本館隣に新設された「東山キューブ」は最新の設備を備え、現代アートやアニメをはじめ、様々な分野の展示に対応可能。正面エントランスの前の「京セラスクエア」や日本庭園、カフェスペースなど人々の憩いのスペースも充実し、コミュニケーションの場としても機能する開かれた美術館です。

いかがでしたか?ご紹介した美術館ではオープン記念としてコレクション展や特別な企画展が開催されます。またとない機会なのでぜひ足を運んでくださいね。

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