川崎で新たに3人感染 米NYから帰国の女子大生も

川崎市役所

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、川崎市は31日、幸区の10代の女子大学生、多摩区の40代の男性会社員、宮前区の50代の男性会社員の3人の感染を確認した、と発表した。50代男性は呼吸が難しく救急車で搬送されたが、ほかの2人は軽症という。

 市によると、女子大生は家族1人とともに14日から米国・ニューヨークに滞在。20日に帰国した。24日にのどの痛みなどの症状が出て、30日に陽性が判明した。大学は春休み中で登校していないという。

 40代男性は23日にせきなどの症状があり、25~28日に市内外の医療機関を受診。30日に陽性と分かった。勤務先は東京都内という。

 50代男性は24日に発熱。25~30日に市内外の医療機関を受診。30日に呼吸が難しくなり、救急車で搬送され、入院した。都内に勤務しているという。

© 株式会社神奈川新聞社