阿里巴巴が本地生活大学創設 プラットフォームの生活サービス機能強化へ

阿里巴巴傘下のデリバリープラットフォーム口碑餓了麼(ELE.ME)は阿里(ALIBABA)本地生活大学を創設したことを発表し、今後3年間で1,000のカリキュラムを開講、本地生活プラットフォームの従業員1,000万人のデジタル化能力の向上と発展を後押しし、数百万に上る業者も淘宝(TAOBAO)大学の研修機会を得られるようにすることが分かった。

同大学は現地生活業界に対して全般的な模索と研究を行い、細分化された業界の視点からオンラインコンテンツ育成ビジネスを構築、かつ新サービスの新たな基準づくりを行ない、全面的な認証システムを打ち出し、企業が人材を選択、見分けるのをサポートする。第1期には外食学院、蜂鳥物流学院、ニューリテール学院、医療美容学院、総合体学院、親子教育学院、麗人学院と婚礼式典学院の8学院がある。

解説:

美団(MEITUAN)が昨年10月に美団大学を打ち出したのと同様、阿里本地生活大学の本質もまた生活サービス分野攻略の研修機関である。阿里巴巴は今回、プラットフォームのニーズを満たすサービス業従事者を育成し、デジタル化スキルを習得させ、プラットフォームに対する業者のロイヤルティを向上する。また、ここ最近インターフェイスを変更した支付宝数字生活プラットフォームと提携、業者を全面的に活発化し、プライベートトラフィックの構築をサポートすることで、業者におけるプラットフォームの優位性を形成する狙いだ。

© 有株式会社