横浜市中区のJR関内駅前の路上で3日朝、倒れていた男性が死亡した事件で、神奈川県警捜査1課と加賀町署は同日夜、傷害致死の疑いで、同区扇町1丁目、自称会社員の男(56)を逮捕した。
逮捕容疑は、同日午前4時45分ごろ、同駅南口前の路上で、同市磯子区2丁目、職業不詳の男性(68)に押し倒すなどの暴行を加えて死亡させた、としている。
司法解剖の結果、死因は胸や腹部の打撲に起因した脾臓(ひぞう)損傷による出血性ショックだった。
調べに対し、「知らない男性とすれ違った時に腕がぶつかり、頭にきた。ひじで突き飛ばしたら男性が倒れた」と供述し、容疑を認めているという。
同課によると、改札付近で男性と同容疑者とみられる人物がもめている様子が防犯カメラに写っていたという。