「春の県産品まつり」打ち切り 長崎県内の感染拡大考慮

春の県産品まつり会場に設置された終了のお知らせ=長崎市、浜屋百貨店

 新型コロナウイルス感染が県内でも相次ぐ中、長崎市浜町の浜屋百貨店で開催中だった第38回「春の県産品まつり」(県、県物産振興協会主催)が3日、7日までの予定を短縮して打ち切りになった。政府の専門家会議が「参加を避けるべき」と提言した「屋内で50人以上が集まるイベント」に当たることや、今月に入って県内で感染が続いたことを考慮した。
 県物産ブランド推進課によると、3日の開店前に決定した。浜屋は会場の8階催事場入り口に「3日をもちまして終了」と記した看板を急きょ設け、各店舗は「本日最終日」の札を出した。
 ラーメンを販売していた小林甚製麺(南島原市)の小林勝也営業課長は「長年参加していてこんなことは初めて。驚いた。売り上げにもかなり影響がある」と困惑の表情。浜屋の日永潔営業統括部長は「検温やマスク着用など対策を強化していたが、やむを得ない」と残念そうだった。
 長崎市内の販売員、渋江由美子さん(51)はLINE(ライン)で知って来場。「終わる前に急いで来た。基準が出たのなら仕方がない。秋のまつりにまた来たい」と話した。

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