関東・中京・関西圏...『ライブ』3回参加 長野県内の20代男性が感染「混みあっていた。3時間ほど滞在した」

きのう3日、「新型コロナウイルス」の感染が確認された20代男性について、長野県は、発症前に感染者が拡大している中京圏、関西圏、関東圏で行われたライブに参加していたことを明らかにしました。

提供:国立感染症研究所

感染者は大町保健所管内の20代男性です。男性は、今月1日、39度台の発熱があり医療機関を受診しました。2日、感染症指定医療機関を受診して検体を採取。きのう3日、検査で「陽性」が確認されました。

男性は、先月下旬、車を運転し1人で県外のライブに3回参加していました。3月21日は中京圏、22日、関西圏、28日は関東圏でいずれも感染者が多い地域です。会場は、全て屋内のライブハウスだったということです。県の聞き取りに対し、男性は「会場は混みあっていた。それぞれ3時間ほど滞在した」などと話しているということです。県は、今のところ、これらの会場でクラスターが発生している情報はないとしています。

また、帰宅後、発症してから男性は「病院以外は外出していない」と話しているということです。

男性の「濃厚接触者」は、同居している家族4人で検査の結果、きょう全員「陰性」が確認されました。

県内では、これまで11人の感染者が確認されており、うち3人が退院しています。

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