【新型コロナ】横浜市、20~70代の男女5人の感染を確認 重症者なし

新型コロナウイルスの新たな感染患者について発表する横浜市幹部ら=横浜市庁舎

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、横浜市は4日、新たに20~70代の男女5人の感染が判明したと発表した。このうち20代男性は市立市民病院(同市保土ケ谷区)の研修医で、既に感染が確認された20代女性研修医の同僚。市内の感染者は計56人となった。

 市によると、新たに感染が発覚した5人に重症者はいないという。研修医は無症状で、70代男性は一時重症とされたが、会話ができるレベルに回復した。

 感染経路については、5人のうち3人が既に判明した感染者の濃厚接触者。40代男性は3月6日~23日にかけてブラジルに渡航しており、市が調査を進めている。

 一方、感染経路不明の60代の男性会社員は、3月29日に発熱して今月3日に陽性反応が確認された。3月30日午前に在来線2路線を利用していたという。

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