北日本や北陸 6日(月)にかけ大気不安定 この先一週間は全国的に寒暖差注意

 北陸や北日本では6日(月)にかけて大気の不安定な状態が続く見込みで、落雷や突風などに注意が必要。また、この先一週間も全国的に寒暖差がやや大きくなるため、体調の管理などにも引き続き注意したい。

北日本・北陸は月曜日も不安定

 5日(日)は、日本海から北海道付近に近づいている上空に強い寒気を伴った低気圧の影響で、北日本の日本海側や北陸を中心に大気の状態が不安定になっている。この低気圧の動きが遅いため、6日にかけても北日本の日本海側や北陸では落雷や突風が発生したり、強い雨や雪の降るおそれがある。また、強風や高波にも注意が必要。

 そのほかの地域では6日は広く晴れて、洗濯日和となりそうだ。部屋の換気も定期的に行えそうだが、空気は乾燥するため、火の取り扱いなどには注意したい。

今週も気温差に注意

 6日朝は、全国的にこの時季としては冷える所が多く、内陸を中心に霜が下りるくらいの冷え込みの所もある見込み。農作物の管理等には注意が必要。
 6日日中の気温も平年より低めの所が多いが、関東では日曜日の昼間よりも大幅に気温が高くなり、日ざしの暖かさが戻りそうだ。
 ただ、週の後半には再び冷たい空気が流れ込み、北日本や東日本を中心にこの時季としては冷える可能性がある。
 また、晴れる日は一日の中での寒暖差も大きくなるため、引き続き気温差で体調を崩さないよう注意したい。

(気象予報士・佐々木聡美)

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