森三中・黒沢かずこの声を聞け! コロナと診断されれるまでの長い道のり 「体験談」から分かった“なかなか診察してくれない”現実

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今月4日、新型コロナウイルスに感染したことを明らかにした、お笑いトリオ・森三中の黒沢かずこさん。6日に森三中のYouTubeチャンネル「森三中ube」で音声コメントを公開し、およそ3分間にわたって感染発覚の経緯について語りました。

音声の冒頭で『どうも、森三中、黒沢です。このたび、新型コロナウイルスに感染してしまいました』と挨拶した黒沢さん。曰く、最初の症状は発熱だったとのことで、『熱っぽいなと午前中に測ったら、36度2分で、その後、お昼に41度2分と出て、その後計りなおしても36度台。怖いので病院に行きました』とのこと。

病院ではインフルエンザの検査をして、それとともに新型コロナウイルスではないとの診断もされたものの、熱があったためその後2日は仕事をお休みしたそうです。そして、咳や熱の症状がなかったことから25日には仕事に復帰。しかし、26日に鼻の奥に鼻水が残る症状があったことに加え、味覚や嗅覚が感じにくいというニュースに不安を感じ、保健所などに電話したものの、それだけでは新型コロナウイルスの症状ではないと判断されたと明かしています。

その後は『自分が感染源になったら怖い』といった思いから自宅にいたそうですが、咳や熱、倦怠感といった症状はなく、味覚や嗅覚の異常だけが残ったといいます。そして、その後の検査で肺炎が見つかり、そこから新型コロナウイルスに感染していることも発覚。音声の最後には『これからは闘っていきたいなと思っております。皆さんに、ご迷惑をおかけしてしまったんですが、すみません。また、いつかお話しさせてください。このお休みの間の楽しみは、東野幸治さんのYouTubeを聞くことです。皆様、お気を付けください』とコメントしていました。

この動画に、視聴者からは「不安な中この判断ができたのは素晴らしいと思います!」といった声をはじめ、

「黒沢さんの話聞いてると、感染してても診てもらえてない人ってめっちゃ居そうやな。なんでこう、否定的に診て行くんやろ、疑っていけよ」

「黒沢さん本当に注意深いんだな。ここまでしないと感染してるかさえ分からんのだね…何も考えずに外出してる人は見習って」

「症状的には間違いなさそうなのに、私たちも同じようになった時は、かなり進行してからでないと、診てもらえないのかと心配になりました」

「こういう生の声、体験談は何よりの情報だと思う。黒沢さんのいつもの声が聞けて安心です。早い快復願っています! がんばれー!」

などといった反響が寄せられています。

しかし、一方で

「黒沢さんは早く元気になって欲しいけど行動は明らかに間違ってた」

「たとえ頼んで頼んでやっと検査して貰えたとしても、公にしない方がよかったね。ごね得と思われる行為やわ」

「黒沢サン、気持ちはわかるんだけど一番やってはならない最悪の前例。“断られてもゴネてゴネてゴネまくれば検査してくれる”を作ってしまったのよな…これから全国で同じようにゴネまくって医者を困らせる奴等が現れるぞ…頼むから“疑わしきは自主隔離”を徹底してくれぇ…」

などといった厳しい声も寄せられているようです。

黒沢さんの行動の是非はともかく、今は自宅で安静にしているとのことですので、一刻も早く快復されるようにと祈るばかりです。(文◎絹田たぬき)

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