また「臨時休校」に… 塩尻市内の小中学校 『新型コロナ』発症後の学生が市内の携帯ショップでアルバイト 約100人が来店

きのう6日、長野県の伊那保健所管内で感染が確認された男性は発症後2日間、塩尻市の携帯ショップでアルバイトをしていたことがわかりました。県はこの2日間にこの店舗を訪れた人は保健所に相談するよう呼びかけています。これを受け、塩尻市教育委員会は、あさって9日から2週間、市内の全小中学校を臨時休校すると発表しました。

提供:国立感染症研究所

きのう、感染が確認された伊那保健所管内に住む20代の男性は、信州大学の学生だったことがわかりました。県によりますと、男性は先月、千葉と東京を訪れ28日に症状が出ました。その後、症状が改善しない事から、おととい指定医療機関に入院し、きのう陽性反応が出ました。その後の県の調べで、この男性は症状が出た28日と29日に塩尻市の携帯ショップでアルバイトをしていたということです。県によりますと、店舗は塩尻市の「auショップ塩尻広丘店」で男性はマスクをしながら対面販売の仕事を担当していたということです。県によりますと、2日間でこの店舗にはおよそ100人が訪れていたということです。

県は、男性がアルバイトをしていた3月28日と29日に店舗を訪れた人は症状の有無にかかわらず最寄りの保健所に相談してほしいと呼びかけています。

これを受け、きょう、塩尻市教育委員会は感染拡大を防ぐため、あさって9日から22日までの2週間、市内の全小中学校を臨時休校すると発表しました。先日、およそ1ヵ月ぶりに学校が再開したばかりでした。

© 株式会社長野放送