<レスリング>川井梨紗子選手(ジャパンビバレッジ)ら世界トップ選手が感染阻止を呼びかけ

 世界レスリング連盟(UWW)は4月7日、ホームページに世界のトップレスラーが「STAY STRONG,STAY AT HOME」(強くいよう、家にいよう)と呼びかける動画を掲載。新型コロナウイルス拡大防止のため外出自粛を呼びかけた。

 日本選手では、女子57kg級世界チャンピオンの川井梨紗子選手(ジャパンビバレッジ)と男子グレコローマン63kg級世界チャンピオンの太田忍選手(ALSOK)のほか、須﨑優衣選手(早大)、樋口黎黎選手(日体大助手)のほか、引退した吉田沙保里さんが参加した。

 他に、世界でヒットした映画「ダンガル」のモデルとなったジータ・フォガト選手(インド)、総合格闘技「ONE」へ進んで飛躍しそうなリツ・フォガット選手(インド)らも出演し、世界の多くの国の代表選手が感染阻止を訴えた。

 UWWのネナド・ラロビッチ会長は「数多くのスターからのサポートを目にした。アスリートからの強力なリーダーシップがあることを知りました。私たちは、この困難な時期を支援する彼らの情熱に励まされています」とコメントした。

© 公益財団法人日本レスリング協会