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新型コロナウイルスの感染が都市を中心に蔓延し、4月7日、ついに緊急事態宣言が出されました。
これに伴い、ますます仕事のテレワーク化が進み、不要不急の外出が一層減りそうです。
なかには、仕事を失った社会人や、バイトが無くなった大学生など、強制的に引きこもりになった人たちも増えてきています。
「こんなの、飲まなきゃやってられない!」
といった声が、以前なら酒場で聞こえてきましたが、今は“宅飲み”するしかなく、ネットやSNS上に「飲まなきゃやってられない」の言葉が溢れるようになりました。
<今夜もオンライン飲み会しよう!>
そんな書き込みによる呼びかけも増えるようになりました。
職場の同僚や友達、趣味の仲間同士で、夜な夜な「オンライン飲み会」が繰り広げられているようです。
さながらテレビ電話会議のように、スカイプやディスコードといった無料通話アプリを使って会話しながら、それぞれ自宅で飲んだくれるのです。ネット上にはこんな感想が並んでいます。
<外出しなくても宅飲みでみんなとワイワイできるのは楽しい>
<経済的にも外で飲むより助かるし、終電を気にしなくラク!>
たしかに終電を気にしなくていいし、眠たくなったら通話を切って、あとは布団に入るだけです。
オンライン飲み会は以前からありましたが、このような「コロナが終息してもやりたい!」といった声が聞かれるほど、ますます酒飲みには好評のようです。
ただし、そこには大きな“落とし穴”があります。
オンライン飲み会は時間を気にしなくてよく、自宅という安心感もあって酒量が増えてしまい、ついつい“深酒”になってしまうのです。
最終的には通話を切る前に、いわゆる「寝落ち」してしまった…なんていう話は、“オンライン飲みあるある”とも言えるでしょう。
とはいえ、酒量を決めて、飲み過ぎにさえ注意すれば、オンライン飲み会はコスパ的にも悪くないはずです。コロナによる外出規制が続くことを考えれば、これからもっと流行るかもしれません。
しかし、「コロナ引きこもり」には別の危険性があるようです。
<またしても、酒をたしなみながらテレワークしてしまった…>
そうです。周りに人がいないばかりに、酒を飲みながらテレワークをしているわけです。
仕事を失って自暴自棄になって、昼間から酒を飲むという精神状態ならまだわかります。ですが、さすがに飲みながらの仕事はダメだろ…と諫めたくなります。
<家で仕事することがこんなに難しいとは…酒に手が伸びる…>
家というリラックスした状況のせいなのか、人知れず “飲みながらのテレワーク”が増えているようなのです。
昼間から飲んで…夜も飲んで…潰れたら寝落ちする…なんていう生活を繰り返していれば、確実に「アル中」になりそうです。
さらに、見逃せない“オンライン飲み”があります。
子どもがいる既婚者の間では、密かに“深夜不倫通話飲み”が蔓延し始めているようなのです。
学校も休みで子供が家にいて、さらにテレワークとなれば、さすがに昼間から飲むわけにはいかないし、夜のオンライン飲み会も「うるさい!」と一喝されそうです。
そのために、子供が寝て、さらに妻や夫が寝た後に、“深夜不倫通話飲み”が行われているのです。
「もちろんイヤホンをして通話します。相当、ひそひそ声になりますが、昼間は話せず、外でも会えないとなれば、もう方法はこれしかありません。相手も主婦ですから。お互いにちびちび飲みながら、愛を語り合います。コロナが終息したら一緒になりたいね…なんて…」(不倫中の男性38歳)
ただ、一番危険だったのは、お互いに飲み過ぎて“寝落ち”して、イヤホンが外れたまま、通話が切れていなかった時だそうです。
「朝起きたら、お互いの家庭の声が丸聞こえでした…」(相手の主婦33歳)
これで離婚や家族崩壊しても、コロナのせいにはできませんが、自粛により、家での酒量が増えていることは事実です。
くれぐれも飲み過ぎには注意しましょう。(文◎編集部)