緊急事態措置や感染後の療養について都からのお知らせ「自粛と冷静な行動を」

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。今回は政府の緊急事態宣言を受け、東京都や小池知事からの新型コロナウイルスに関する最新情報や呼びかけなどを紹介しました。

◆外出の自粛と冷静な行動を

政府の緊急事態宣言を受けて、小池知事は、都の緊急事態措置として、あらためて外出の自粛と冷静な行動を都民に呼びかけました。

(小池知事会見/7日)

「国における緊急事態の宣言を受けまして、都として、まずは、感染の拡大防止のためにも重要な柱として、外出の自粛要請を行います。区域は都内全域、期間は5月6日まで。

STAY HOME、おうちにいてください。
外出せざるを得ない場合は、密閉、密集、密接、この"3つの密”を避ける。
そして人と人との間隔を約2メートル、空けてください、これらのことにご協力いただきたい。

皆さんご自身を守るためです。
家族を守るためです、大切な人を守るためです。
そして私たちが生活するこの社会を守るためということ、あらためて、申し上げたいと思います。

それから何度も申し上げますが、食料品、医薬品などの生活の必需品などを買い求めるための外出・通院などは、制限はございません。

また、交通機関への運休などを要請することはございません。
性急な帰省などの移動は控えていただきたい。
企業におかれては、テレワークの活用を徹底して行なっていただきたい、通勤は最小限にとどめていただきたい」

関連リンク
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/

◆「宿泊療養」で病床の確保

東京都は毎日、午後6時45分から、新型コロナウイルスの最新情報などを、知事の会見で、東京動画などでライブ配信しています。

6日(月)の配信では、新型コロナウイルスに感染した軽症者をホテルで療養する「宿泊療養」について、知事との会話形式で東京都医師会の尾崎会長が説明しました。

(WEB会見/6日)
小池知事「『宿泊療養』と呼ぶ、軽症者の方々の病院からホテルへの移行をする際に大変重要な医療ケア、東京都医師会にご協力、連携をお願いしています」

尾崎会長「ゾーニングをはっきりとして感染している人と、感染していない人のくっきりとした区分けを、まず、しなければいけない。

また、そこには、看護師さん、保健師さんを中心に、オンラインやか電話で安否確認、『状態はどう? きょうの体温はどう?』ということをしっかりやりとりしながら、何か問題があるときは、きちっと担当の医師が相談にのって対処する」

都は、おとといから、新型コロナウイルスに感染して入院している患者のうち、無症状または比較的軽症の患者の宿泊施設での療養および健康観察への移行をはじめました。

都は、宿泊施設への患者の移行を順次進め、症状の重い患者の受入れ病床の確保を図るということです。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/04/06/21.html

◆感染して入院される方へ

東京都は、新型コロナウイルス感染症でこれから入院等される方に、自宅療養の際、家族と部屋を別にするなどを実践して欲しいと呼びかけています。

入院等される本人に向けて、自宅療養の間は、

・健康状態を毎日確認し、体調や症状が悪くなった場合は、担当の保健所にご連絡ください。
・家族と同居されている方は、部屋を分けてください。
・手洗いはこまめに行い、使用するタオルは家族などと共用しないでください。
・マスクを常に着用してください。無い場合に咳やくしゃみをするときは、口と鼻をティッシュでおおいましょう。
・換気を定期的に行ってください。
・ゴミは密封して捨ててください。

関連リンク
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/oshirase/corona_0401.html

<番組概要>
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:久保井朝美、平川彩佳
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

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