新型コロナウイルスの感染拡大を受け、三浦市内の下水道汚泥や農作物残渣(ざんさ)などの処理施設「三浦バイオマスセンター」(同市南下浦町毘沙門)で8日、搬入者や肥料購入者に向け、発熱者の入場自粛などを呼び掛ける啓発看板が設置された。
同施設は1日平均約100トンの汚泥などを受け入れ、70~80人が搬入に訪れる。少人数で運営など担うがテレワークはできない。緊急事態宣言を受け、感染予防強化を図っており、加藤重雄総務部長(63)は「市民生活に影響が出かねず、職員が一人でも感染するわけにはいかない」と話した。