【動画】ちなってぃーと行く! JAIA輸入車試乗会 ~DS3 クロスバック/シトロエン C3 エアクロス 編~

DS3 クロスバック

JAIA輸入車試乗会で、ちなってぃーSUVに乗る!

2020年2月上旬、「JAIA輸入車試乗会2020」に、「ちなってぃー」こと美波千夏さんと参加! ちなってぃーが次のマイカー候補にしたいと気になっているSUVを中心に、たくさんの輸入車を体感してきました。

これまで、イギリス、スウェーデン、アメリカの高級SUVに乗り、SUV のいろいろな世界も覗くことができた、ちなってぃー。最終回となる今回は、今やSUV大国となったフランスのモデルをお届けします。ちなってぃーが試乗する動画と合わせてお楽しみください。

小さいながらも高級。奇抜なデザインも魅力の「DS3 クロスバック」

DS3 クロスバック
DS3 クロスバック

老若男女、カジュアル/フォーマルのシーンも選ばず、積載力もあり、いざとなれば悪路も走れて、「アクティブな自分になれる予感」をオーナーに与えてくれるSUVは、日米欧の主要自動車メーカーがラインナップするクルマの主流となったのはご存知の通り。もとよりハッチバック車が売れ筋の欧州、とくにシトロエン XMやルノー 25、サフランなどのようなハイエンドモデルでさえもハッチバックを採用するほど、クルマに合理性やユーティリティを求めていたフランスで、SUVが流行しないはずがありません。

シトロエンのプレミアムなサブブランドとして発足し、現在ではシトロエンの名を外し完全に別ブランド化して独自の道を歩む「DS」が発売したDS3は3ドアハッチバックだったのですが、フルモデルチェンジの際SUVの「DS3 クロスバック」に発展。小型高級SUVの最右翼モデルとして注目を集めています。試乗車の「DS3 クロスバック グランシック」では本革シートも備えていて、「小さな高級車」の姿をより明確にしています。

DS3 クロスバック

Bセグメントに属しているだけにサイズは小さく、全長は4.1mほど。きらびやかなメッキパーツにLEDを配した凝ったデザインの外装にも驚きますが、さらにびっくりするのは菱形をモチーフにしたインテリア。ぱっと見て操作が難しそうに見えるのは、難解なサテライトスイッチを採用していたかつてのシトロエンを思い出させてくれました。

乗り味は、これまでのDSシリーズ同様、ハード寄り。乗り心地はシトロエン製のクルマを期待すると硬めで、重心が高いSUVでもヒラリヒラリとコーナーを抜けていきます。

「これまで乗ったSUVが大きかったので、このクルマは運転がラク! 内装が変わっていますね。車内全体も高級感があって、小さいクルマとは思えない」と、ちなってぃーもDS独特の世界観を持つ小さなSUVに感心していました。

カジュアルさが身上、 「シトロエンC3 エアクロス」は乗り心地も良いコンパクトSUV

シトロエン C3 エアクロス

そしてこの日最後に乗ったのが、「シトロエン C3 エアクロス シャインパッケージ」。

シトロエンの量販ハッチバックで、ポップなデザインの採用で日本でも人気を博している「C3」をベースにしたコンパクトSUVです。C3同様に各部に差し色を配した各所のデザインが特徴のC3 エアクロスですが、いざとなればグリップコントロールとヒルディセントコントロールによって、雪道や悪路でも安心して走れる頼もしさも持っています。

シトロエン C3 エアクロス
シトロエン C3 エアクロス

同門のDS3クロスバックとはサイズも近く、BセグSUVというカテゴリーも同じですが、乗り味はまったく別物。現代の基準ではソフトなシートに身を沈めて走り出せば、足の柔らかさがすぐにわかります。コンパクトカーとは思えないフラットライドも味わえるのです。

ちなってぃーは「内装がかわいい!」と、ポップで明るい内外装を気に入っていたようす。自らステアリングを握って運転した際も、乗りやすさと乗り心地の良さに関心を示していました。

ちなってぃーが気になったSUVは、ボルボ XC60

丸一日かけて大小5台のSUVを試乗してきました。ちなってぃーも「SUVといってもたくさんの種類があって、試乗してみるといろいろなことがわかるんですね!」と、輸入車試乗会を楽しめたようです。5台乗った中で一番のお気に入りは、「ボルボ XC60」とのこと。ちなってぃーがこの日体感した感想や、ボルボXC 60が気に入った理由などは、ぜひ動画でチェックしてみてくださいね!

所有している自分のクルマ以外、他のクルマに乗る機会はなかなかありませんが、輸入車ディーラーで試乗車を用意している店はたくさんありますので、ぜひ足を運んで、いつも乗っているクルマとはまったく違う世界を感じてみてはいかがでしょうか。

[筆者:遠藤 イヅル/撮影:茂呂 幸正]

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