クルマ、いらないです! 時速400kmで走る最速男「フラッシュ」【ドラマ映画に登場するクルマたち】

マスタング シェルビー GT500

マッハ超えの最速ヒーロー!

最速ならではの悩みもあります

街の粒子加速器が事故を起こし、空に放たれたダークマター波や暗黒エネルギーその他を浴びてDNAが変容し、地上最速の男になってしまったバリー。また同じ瞬間、街のいろんな人たち(なぜか主に悪者)もダーク以下略の影響で超能力を得ており、ラボの博士と助手たちから科学的なヒントを得て彼らと戦います。例えば水の上を走るときは時速1000キロ、鋼鉄の敵を倒すにはマッハ超え(時速1225キロ)を成し遂げました。

でも車で長距離を走った時と同じように、フロント(顔)が小さな羽虫だらけになってしまうという悩みもあるようです。

タイヤ痕から車種を当てる!?

マスタング シェルビー GT500

クルマ要らずのバリーですが、元々は警察の科学捜査官をやっており、知識は人並み以上。現場に残されたタイヤ痕が、後輪だけワイドな12インチ、非対称トレッドであることを目視で見分け、その条件に当てはまるのがシェルビー マスタングGT500だと瞬時に言い当てるほどですから…って、タイヤでそこまで分かるの!?

ちなみにマスタングはフォードが1964年に発売したポニーカー(若者向けスポーツカー)で、日本ではトヨタの初代セリカ(ダルマセリカ)が和製マスタングと呼ばれ、今でも根強い人気です。

…たとえ自分で走る方が速くても、やっぱり車に乗るかな、なんて考えてしまうのは私だけでしょうか?

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