新型コロナウイルスの影響により、多くの国でサッカーの時間が止まったままだ。そんな中、過去の試合・チームへの関心が高まっている。
かつて日本では、イタリア・セリエAが「世界最強リーグ」として人気を博した時代があった。ここでは当時“ビッグ7”と呼ばれた7クラブが、90年代後半で着用したユニフォームをご紹介しよう。
Milan
ミラン 1995-96 Lotto ホーム
胸スポンサーが「OPEL」に変わって2代目のユニフォーム。このシーズンのリーグを制覇し、2季ぶりにタイトルを奪還となった。
Fiorentina
フィオレンティーナ 1998-99 Fila ホーム
このシーズンはリーグを3位でフィニッシュし、翌シーズンのチャンピオンズリーグ出場を決めた。「Nintendo」スポンサー時代のユニフォームは今でも人気の高い一着となっている。
Juventus
ユヴェントス 1998-99 Kappa ホーム
このシーズンの成績は決して良いものではなかった。だが、中田英寿氏のイタリア上陸に伴い、日本でもセリエA人気が沸騰。胸スポンサー「D+ Libertà digitale」ロゴのキットは、そんな時代の記憶に残る一着だ。
Parma
パルマ 1999-2000 Champion ホーム
後に中田英寿氏の移籍で一気に注目されるパルマ。90年代後半からはイエローとブルーのストライプがホームキットに使われた。Tシャツなど一般アパレルのイメージが強いChampionがサッカー界へ進出した、大変珍しい時代のユニフォームでもある。
Lazio
ラツィオ 1998-2000 Puma ホーム
90年代の躍進を象徴するスカイブルー。98-99シーズンは2位、99-00シーズンは優勝とセリエAで大きな結果を残している。99-00シーズン後半は100周年記念キットの陰に隠れた感もあるが、記憶に残るユニフォームとなった。
Inter
インテル 1998-99 Nike ホーム
このシーズンのインテルは散々な結果に終わっているが、細めのストライプがクラシックな雰囲気を漂わせるユニフォームの人気は高い。クラブにとって初のNikeユニフォームという点でも、価値の高い一着といえる。
Roma
ローマ 1999-2000 Diadora ホーム
ペルージャで1年半を過ごした中田英寿氏が、新天地ローマで最初に袖を通したホームキット。両袖の狼のフェイスデザインが特徴的なユニフォームだ。このキットがDiadoraとの最後となり、2000-01シーズンからはKappaのピチピチユニを着ることになる。