被爆医師、永井隆博士(1908~51年)の生涯を紹介する長崎市上野町の市永井隆記念館で、永井博士の故郷、島根県三刀屋町(現雲南市)から贈られた黄緑色の桜「御衣黄(ぎょいこう)」が見ごろを迎え、道行く人を和ませている。
2000年4月の開館に合わせ寄贈された。同館のほか市立山里小、浦上教会などにも植樹されている。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、同館は28日まで臨時休館中。永井博士の孫、永井徳三郎館長(54)は「今年は被爆75年の節目。桜と如己堂は見学できるので、ぜひ足を運んでほしい」としている。
黄緑色のサクラに和み 長崎・永井記念館
- Published
- 2020/04/12 00:17 (JST)
- Updated
- 2020/04/20 16:42 (JST)
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