県内休校続きストレス 虐待、暴力で児相介入も

臨時休校に伴って児童虐待などのトラブルが発生し、対応に追われている中央児童相談所=宮崎市・県中央福祉こどもセンター

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う学校の臨時休校で、ストレスをため込んだ子どもと親との家庭内トラブルから児童虐待に至るケースが県内で起きていることが11日、分かった。子どもと長時間過ごす親が「養育困難」を訴え、児童相談所が一時保護に乗り出す例もある。児相は「外出自粛の動きもあり、ストレスのはけ口がなく感情を爆発させてしまう子どもが増えないか」と事態を重く見ている。

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