女優3人が「犯罪インフラ撲滅特命大使」に 県警が委嘱

土屋課長(左端)から委嘱状を受け取る松林さん(左から2人目)ら=横浜市港北区の事務所(県警提供)

 県警は4月1日、いずれも女優の松林早紀さんと八田麻美さん、近藤輝さんを4代目の「犯罪インフラ撲滅特命大使」に任命した。任期は1年で、「POLISTACY2020(ポリスタシーニーゼロニーゼロ)というグループ名で活動し、啓発イベントなどで注意喚起する。

 特殊詐欺事件などでは、会員制交流サイト(SNS)上の呼び掛けに応じて売った携帯電話や口座、マンションやアパートの空き室などが悪用されている。県警は、こうした犯罪インフラをなくそうと啓発活動を行っている。

 31日に横浜市内で委嘱式が行われ、昨年に続いて任命された松林さんは「3人体制になったので、3倍の力で犯罪インフラを減らしたい」と話した。

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