東京オリンピック・パラリンピックの選手村で使われる予定だった野菜を販売する「SORAマルシェ」が11日、三重県松阪市で開かれました。
オリンピックとパラリンピックに向けて生産していた野菜や、宿泊施設などへの出荷予定がなくなり余った野菜を、新型コロナウイルスの影響で客の減った店舗の駐車場で販売して地域経済を活性化させようと、志摩市のイベント会社が企画しました。
野菜販売の情報をSNSで発信したところ、2000件を超える反応があり、午前はGAP認証を取得しているキャベツやブロッコリーなど900個が約40分で完売しました。
午後も販売開始前から野菜を求める人が訪れました。
主催者は、今後も週末を中心に野菜がなくなるまで販売を行うことにしています。