【新型コロナ】横須賀市、職員出勤3分の1に 感染拡大防止で14日から

横須賀市役所

 神奈川県横須賀市は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、14日から5月6日までの間、出勤する職員を3分の1に抑える勤務体制とする。

 同市には正職員や会計年度任用職員ら約4500人が勤務しているが、課ごとに職員を3班に分け、1日ごとに交代して勤務する。行政機能を保ちつつ職員の密集を防ぎ、通勤での感染リスクも減らす。その上で、会議室等の空きスペ-スも活用するなど職員を分散して勤務させる。

 消防や救急、ごみ収集業務、水道などライフライン関連や在宅勤務が難しい職場は対象外。また東京都内から通勤する職員は原則として在宅勤務とする。

 13日に記者会見した上地克明市長は、政府が事業者に出勤者を7割減らす要請をしたことを挙げ、「要請するなら少なくとも私たちも実行しないと。市民も市役所に来庁する場合、今やらなければならない手続きか考えてほしい」と協力を呼び掛けた。

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