新型コロナウイルスの感染を防ぐため県警は13日、長崎市の長崎運転免許センターと大村市の運転免許試験場が来場者で混雑し「密集・密接」の恐れがあると判断した場合、入場制限などの対応を取ると発表した。
1日に供用を開始した長崎運転免許センターは、長崎市内の警察署の免許更新業務を集約したため来場者が多く、4月は住所など記載事項変更の手続きに来る人も多い。来場者数の上限は決めていないが、混雑すればロビーや講習室への入場を制限し、待機や後日の受講を求める場合がある。
運転免許証の有効期限は3カ月間延ばす措置が取られており、期限が7月末までの人まで対象を拡大して申請を受け付けている。最寄りの警察署で申請でき、委任状や本人の免許証があれば代理申請もできる。
県警運転免許管理課は「感染予防を最大限に考慮した。ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いしたい」としている。
