水上村の福祉に「都市」の視点を 協力隊員募集

 水上村は、村職員らと地域の福祉活動に取り組む「地域おこし協力隊」隊員を募集している。三大都市圏や政令市などに在住していることが条件で、村の福祉に都市生活者の発想を取り入れる狙い。定員は1人。

 パソコン操作や車の運転ができることに加え、住民票を移して村に住むことも条件。年齢、性別は問わない。

 村では65歳以上の独居・夫婦世帯が増えており、閉じこもりや介護予防の活動、各種教室に力を入れているが、そこに地元にはない視点も加える考え。

 活動期間は2021年3月まで。最長で3年間更新できる。原則、月17日勤務で報酬は17万円。村保健福祉課は「社会福祉士や介護福祉士といった資格がある方は特に歓迎します」と話している。申し込みは6月30日までだが、決まり次第締め切る。同課TEL0966(44)0313。

(坂本明彦)

熊本日日新聞 2020年4月8日掲載

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